ブルース・リプトン博士の考え方をわかりやすく解説
こんにちは!
今日は、ちょっとふしぎでおもしろい「潜在意識(せんざいいしき)」というお話をしたいと思います。
これを知ると、「どうして自分って、つい同じ失敗をしちゃうんだろう?」とか、「前向きにがんばりたいのに、なかなかできないなぁ…」という悩みのヒントになるかもしれません。
潜在意識ってなに?
「潜在意識(せんざいいしき)」って、ちょっとむずかしい言葉ですよね。
かんたんに言うと、「自分では気づいていない心の中の考え」のことです。
たとえば、自転車に乗るとき。最初は一生けんめいバランスをとって乗っていたけど、いまでは何も考えずにスイスイ乗れますよね?
それは、体が自動的に「こうすればいい」と覚えているから。
これが、潜在意識のチカラなんです。
なぜ潜在意識が大切なの?
ブルース・リプトン博士という有名な科学者は、「私たちの行動の90%以上は、潜在意識によって決まっている」と言っています。
つまり、ふだん自分で「こうしよう!」と思っていても、心の奥にある潜在意識がちがう考えを持っていたら、なかなかうまくいかないことがあるのです。
たとえば、
こんな気持ちになるのも、潜在意識にある「思いこみ」のせいかもしれません。
潜在意識はいつ作られるの?
実は、潜在意識の多くは、私たちが生まれてから7歳ぐらいまでの間にできあがります。
このころは、親や先生、大人たちの言葉や行動を、まるでスポンジのように吸収しています。
「男の子なんだから泣いちゃダメ」
「失敗したらダメでしょ」
「あなたには無理よ」
こんな言葉を何度も聞いていると、知らないうちに心の中にしみ込んでしまいます。
その結果、「自分はダメなんだ」「がんばってもムダかも」と思ってしまうようになるんです。
じゃあ、どうすれば書きかえられるの?
では、いまの自分を変えたいときはどうすればいいのでしょう?
リプトン博士は、「潜在意識は書きかえることができる」と言っています。
しかも、その方法は意外とシンプル。3つのやり方を紹介しますね。
① 寝る前の「ひとこと暗示」
人の脳は、寝る前と起きた直後にとてもリラックスしています。
このときは、心の奥にある潜在意識に言葉が入りやすくなるんです。
やり方はカンタン。寝る前に、自分に向かってポジティブな言葉を言うだけ。
たとえば…
こういう言葉を、静かな気持ちでくり返し言ってみましょう。
はじめは信じられなくても、毎日続けていくと、心の奥が変わっていきます。
② 何度もくり返して習慣にする
潜在意識は「くり返し」によって、どんどん書きかわっていきます。
だから、「なりたい自分」を思いえがいて、それに合った行動をくり返すことが大事。
たとえば…
こんな小さなことでも、毎日続けていくと、潜在意識が「自分はできる人なんだ」と思うようになります。
③ 「エネルギー心理学」を使う
ちょっと専門的になりますが、最近は「エネルギー心理学」という方法も使われています。
これは、ツボを軽くたたきながら、心のブロックを外していく方法です。
「EFT(感情解放テクニック)」という名前で知られていて、不安やストレスをやわらげる効果があると言われています。
YouTubeなどでも紹介されているので、気になる人は調べてみるといいですよ。
まとめ:心の中を書きかえれば、未来は変えられる
わたしたちは、知らないうちに「できない自分」を信じこんでしまっていることがあります。
でも、それはただの思いこみ。
心の奥にある潜在意識をポジティブに書きかえれば、きっと未来は変わります。
毎日すこしずつ、自分を大切にする言葉を使って、少しでも前向きな自分になっていきましょう!